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日本給水党(団地給水塔鑑賞ブログ)

給水塔がある団地の写真を撮っています。

都公社森野住宅

Posted by UC on  

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完成:1961年(昭和36年)
戸数:432戸
撮影:2011年7月
地図

先月、党活動の一環として3泊4日の東京遠征に行ってきました。
しばらくは遠征時に撮影した東京の団地が続きます。
今回ご紹介するのはその遠征の初日、一番最初に行った団地。
JR町田駅のすぐ近くにある、東京都住宅供給公社森野住宅です。

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町田駅前の喧騒から逃げるようにJR横浜線の高架を潜り抜けると、そこは森野住宅。

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全11棟。それほど大きな団地ではありません。

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その名の通り、まさに森の中に団地があるといった趣き。

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管理事務所と集会所もある7号棟は、階段室に斜めの外階段がついたユニークなアプローチ。

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給水塔は案内図で「遊園地」となっている場所の端に位置しています。
遊園地ではお年寄りがゲートボールに興じていて、「カーン!」といういい音が響き渡っていました。

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給水塔は、関東ではよく見かける円盤型。ですが、他とは違う茶色の2本ラインがポイント。
ライン入りはここで初めて見ました。

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タンク部分には何かマークのようなものがありました。
公社のマークでは無いようだし、何なのでしょう?
ご存知の方は教えてください。

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さらに不思議なのが、給水塔の竣工年月。
昭和51年3月とあります。
しかし、この団地の1・2・9・10号棟が完成したのは昭和37年で、他の住棟は昭和36年完成です。
つまり、住棟と給水塔の完成時期には約15年もの開きがあるということになります。
元々給水塔が無い団地に15年経って新たに給水塔を建てるとは考えにくいので、建て替えたのでしょうか。

・では、この給水塔ができる前にはどんな給水塔が建っていたのか?
・なぜ給水塔を建て替えることになったのか?
・給水塔建て替え中の各住棟への水の供給はどうしていたのか?

疑問は尽きません…。

<2012.2.21追記>
この件について、住民の方からメールをいただきました。それによりますと、団地完成当初は各棟の屋上に高置水槽が設置されており、15年後にこの給水塔が設置され高置水槽は撤去されたとの事です。
団地完成後に給水塔が設置された例は今まで知らなかったので大変勉強になりました。
また、タンク部分のマークは当時の公社のものであることが判明しました。
(こちらは自分で調べました)



ちなみに。
このサイトの団地完成年の表記は、複数年にまたがっている場合(森野住宅であれば昭和36年~37年)、その通りには表記せず、あえて最初の年(森野住宅であれば昭和36年)のみを表記してきました。
それは、給水塔という施設の性質上、最初の年イコール給水塔が完成した年になるはずと考えたからです。
しかし、“給水塔の建て替え”という事があるのであれば、この理屈は通用しなくなります。
今から表記の規則を変更するのは却って混乱を招くので変更はしませんが、これは予想外でした。

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気を取り直して。
こちらは給水塔のすぐそばにあった雲梯。
二つ並んでいるので競争できます。

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案内板に“水路”と書かれている場所はこんな感じ。
子供はこの上を大股で歩こうとしたりするんだろうなあ。
危ないからダメですけどね。

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住棟側面についた、避難梯子と思われる設備。各階に扉も見えます。
住戸内部とどのようにつながっているのか興味があります。

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町田駅から徒歩5分程度の場所ながら、静けさと緑に包まれた森野住宅。
謎多き給水塔が建つ、森野住宅。
遠征の初っ端から良い団地に巡り合えました。
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UC

2008年10月結党。 以来、世間一般からはもちろんのこと、団地鑑賞界においても給水塔鑑賞界においても傍流に置かれがちな“団地の給水塔”の地位向上を目指し活動している。

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