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日本給水党(団地給水塔鑑賞ブログ)

給水塔がある団地の写真を撮っています。

公団山本団地

Posted by UC on  

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完成:1956年(昭和31年)
戸数:304戸
撮影:2009年2月、2012年4月
地図

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最寄り駅は近鉄大阪線の河内山本駅(大阪府八尾市)。


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駅前からまっすぐ伸びる一本道を5分ほど歩くと…


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公団山本団地に到着!


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銘板には山本“住宅”と書かれています。
昭和30年代初頭の公団住宅では“団地”ではなく“住宅”の表記を用いることが多かったようです。


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銘板の横の案内板。
山本“南”住宅となっている上に住棟の表記が“北1”などとなっています。

ややこしいのですが順に説明しますと、まず山本“南”住宅となっているのは、この団地の住所が「八尾市山本町南3丁目」なので住所から来ているのじゃないかと思います。
正式な表記は「山本」なのか「山本南」なのか迷うところですが、URが発行している資料や先ほどの銘板では「山本」となっているので当ブログでは「山本」を採用します。

また、住棟の表記に“北”とあるのは、この団地が南北2つの地区に分かれているためです。


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全体が描かれた案内図。
南北それぞれ6棟ずつ、合計12棟あります。
ただし住棟番号は1~12の通し番号にはなっておらず、南北それぞれに1~6号棟が存在しています。
案内板には住棟番号の前に南北の表記がありますが、実際の住棟には南北の表記はありません。
なかなか見られない番号の振り方だと思います。


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北4号棟と5号棟の間の公園。
2009年に訪れた際はアニマルライドやジャングルジム、ブランコがありました。


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低い姿勢を保つ犬の遊具。


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しかし、今年(2012年)訪れたら遊具は全て撤去されていました。
(2009年の写真には藤棚が写っていませんが、カメの遊具の後ろにありました。ちゃんとした比較写真になっていなくて申し訳ない)


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遊具がなくなったのは残念だけど、この一面の緑というのもなかなか良い雰囲気です。


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管理事務所の前を通り抜けると…


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風格ある給水塔が登場!


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一応分類は「円柱型」としましたが、タンク部分に向かってテーパーになった塔体はとっくり型に似ているし、タンク部分が露出している点を捉えればむき出し型とも言えます。

この形状の給水塔は昭和30年代初頭の公団住宅で見られます。
公団としては、既存のとっくり型などとは違ったオリジナルデザインの給水塔を作りたかったのかもしれません。
関西では他に中宮第1や千里園、関東なら牟礼団地などに以前はありましたがいずれも既に無く、このタイプで現存しているのは私の知る限りこの山本団地だけです。

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他の団地にもあるなら「シルクハット型」などと命名して独立した分類にしてもいいかなと思うのですが、この1基しか現存しないことを考えると円柱型のバリエーションとした方がいいかなと判断しました。


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緑に埋もれた給水塔内部への階段。


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給水塔より南側は南地区。


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階段室が向かい合い、NSペアになっています。


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南2号棟と3号棟の間に広がる一面の緑地。目が良くなりそう。


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団地内の遊具はほとんどありませんが、隣接した公園には立派な遊具がありました。


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わんぱく丸が目指すのは給水塔?


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その公園の横の遊歩道は給水塔へと続く道。
素晴らしい眺め!


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八重桜は散れども給水塔は不滅!とは言えませんが、公団初期の貴重な給水塔には1日でも長くがんばってもらいたいものです。

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UC

2008年10月結党。 以来、世間一般からはもちろんのこと、団地鑑賞界においても給水塔鑑賞界においても傍流に置かれがちな“団地の給水塔”の地位向上を目指し活動している。

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