FC2ブログ

日本給水党(団地給水塔鑑賞ブログ)

給水塔がある団地の写真を撮っています。

松前町営江川団地

Posted by UC on  

松前町営江川団地の給水塔
完成:1974年(昭和49年)
戸数:83戸
撮影:2013年5月
Googleマップ

引き続いて愛媛県の団地をご紹介します。
愛媛県営、伊予市営ときて、今回は町営。
人口3万人ほどの松前町(まさきちょう)にある江川団地です。


南東から見た松前町営江川団地の住棟と給水塔
たどり着いたらいきなりこの光景!
明らかに特異な形状の住棟、その屋根の上から名前入りで主張してくる給水塔。
もうどこから見ていけばいいのか…。


北側から見た松前町営江川団地の住棟
ちょっと落ち着いて、まずは住棟から。
2階建てで、屋根はフラットではなく傾斜がついています。

昭和51年3月に日本のタウンハウスの嚆矢として有名な茨城県営六番池団地が竣工し、各地に同様の団地が作られていきますが、この江川団地もその中の一つと言えると思います。
(江川団地の建設年度は昭和49~52年度)

【参考リンク】
団地百景>県営六番池アパート(茨城県水戸市)
団地百景>団地書紀|オイルショック以降の時代


カーブした道と松前町営江川団地の住棟
団地内のカーブした道。
住棟デザインや配置などのただならぬ雰囲気に、どこか有名な建築事務所が関わっているような印象を受けましたが、まだ今のところ調べきれていません。


松前町営江川団地の芝生

手入れされた松前町営江川団地の緑地
緑地部分も丁寧に管理されているようです。


松前町営江川団地の集会所
集会所も83戸の団地のものとしてはなかなか立派。


南側から見た松前町営江川団地の中層棟
団地内西側には、よくあるフラットタイプの中層棟も4棟並んでいます。
おそらくこちらの棟が昭和49年度ごろに建てられ、その後に先ほどの2階建て住棟が建てられたのでしょう。


北側から見た松前町営江川団地の中層棟
手前の中層棟はよく見ると、向かって左端の階段室の位置が変。
普通、階段室の両側に住戸があるのですが、左端の階段室は片側にしか住戸がありません。
2階建て住棟と給水塔に目を奪われ、その場では気付きませんでしたが。


松前町営江川団地給水塔と住棟
さて、そんな珍しい階段室を見逃すくらい僕が目を奪われてしまった給水塔がこちら!
団地の真ん中に堂々と立っています。


カーブした道と松前町営江川団地給水塔
カーブした道も給水塔を引き立てるのに一役買っています。


松前町営江川団地給水塔頂部の文字
頂部の特徴的な「江川団地」の文字は四方すべてに書かれています。
給水塔は団地内で一番高く目立つので、そこに団地名が書かれているのはそれほど珍しくありません。
しかし「江川」だけでなく「団地」までわざわざ書いている給水塔は珍しい。


松前町営江川団地給水塔頂部の文字タイル
文字はペンキではなく、ちゃんと一枚一枚タイルを貼って書かれています。


松前町営江川団地給水塔の頂部
塔体がコンクリートの給水塔では普通、頂部のタンクも塔体内に納まっていますが、この給水塔は頂部から金属製と思われるタンクが飛び出るように設置されています。


下から見た松前町営江川団地給水塔
基部は真っ直ぐ地面に接地し、周囲はフェンスで囲われ近づけません。


松前町営江川団地の住棟と給水塔

愛媛県営、伊予市営ときて、町営住宅までこのハイクオリティー。
あらためて愛媛県の公営住宅のレベルに舌を巻いたのでした。
関連記事
UC

2008年10月結党。 以来、世間一般からはもちろんのこと、団地鑑賞界においても給水塔鑑賞界においても傍流に置かれがちな“団地の給水塔”の地位向上を目指し活動している。

該当の記事は見つかりませんでした。