UR浜見平団地で解体を控えた給水塔のライトアップが行われています
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以前(2013年)に訪れてご紹介した神奈川県茅ヶ崎市の浜見平団地。
団地の建替えが進む中でこの度給水塔が解体されることになり、その最後を飾るライトアップが行われています。
<12/15(火)~1/6(水)17:00~21:00>
— UR都市機構公式 (@UR_TOSHIKIKOU) December 24, 2020
引退する浜見平団地の給水塔に感謝を込めて、雪の結晶をモチーフにしたライトアップを実施しています!#UR都市機構 #浜見平 #ライトアップ #給水塔 #まちづくりスポット茅ヶ崎 pic.twitter.com/PjDODkRLy6
UR都市機構の公式サイトにもお知らせが掲載されています。
(お知らせにはイルミネーションとありますが、ライトアップの方が近いのかなという気がするのでここではライトアップとします)
これまでにも数は少ないながらも、各地の団地で「給水塔のお別れイベント」が行われた例はいくつか知っています。
でもURの公式サイトでしっかり告知もされて実施されるのは、自分の知る限りこれが初めて。
「団地のシンボル」と言われる割にはこれまで特に注意も払われずただ解体されてきた中、これは本当に嬉しいです。
今後、この試みが他の地域や団地にも広がっていけばいいなと思います。
もしかすると中には
「給水塔をスクリーン代わりにするライトアップなんて邪道だ!」
という給水塔原理主義な方もいるかもしれません(いるのか?)。
でもライトアップを見て給水塔の解体に思いを巡らせる地元の方は多いでしょうし、団地で過ごしたいろいろな記憶を思いだすきっかけにもなるはず。
そう考えるととても意味のあるライトアップだと思います。
公式サイトによると年明けにはお正月カラーでの点灯を予定しているとのこと。
このご時世なので自分は見に行けませんが、団地や地域に住む方たちに給水塔の最後の姿を見届けてもらいたいです。
なお、今回のライトアップにも協力されている認定NPO法人まちづくりスポット茅ヶ崎の"中の人"が「浜見平給水党」を結党してツイッターで情報発信されています。
こちらもぜひチェックしてみてください。
日本給水党と浜見平給水党は"友党"という設定です。
フォローいただいた皆様、どうもありがとうございます。
— 浜見平給水党 (@watertowerHD) November 6, 2020
これから毎週日曜日に更新予定です。党首が見た工事の進捗状況、過去5年間の様々な季節や時間帯の浜見平給水塔を掲載します。どうぞよろしくお願いします。#ありがとう浜見平給水塔 #まるで煙突 #うろこ雲 pic.twitter.com/ZEKWWVrWHf
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